英語で「a」と「the」を"完璧に使い分ける"簡単な方法 「丸暗記」ではなく「核心をつかむ」ことで冠詞を理解しよう!
しかし、theの基礎は「“共通認識”できる(お互いに何を指すかわかる)ときにtheを使う」ということです。これがわかれば、「お互いに認識できているので『その』という訳になる/最初に出てきた名詞にaがついていても、2回めには何を指すのか認識できるのでtheがつく/太陽や地球を指すときは何を指すのか、言うまでもなく認識できるのでtheがつく」といったことが当然のように理解できるのです。
いくつものルールを覚えるのではなく、「共通認識できるときにtheを使う」という土台(基礎)を築くことで、さまざまな用法を丸暗記ナシで納得しながら使えるようになっていきます。
theは共通認識できることに使う
「定冠詞(the)」
先述したように、theは共通認識できるときに使います。そこに居合わせたみんなが「せ~の…」で一斉に指をさせるようなことにtheを使う感覚です。この発想だけでtheのたくさんの用法を解明していきましょう。
<「天体・方角にはtheをつける」というルールはいらない>
いつか月に行きたいんです。
文法書では「天体のthe/方角のthe」と名付けられているのですが、「月を指さしてみよう。せ~の…」と言われれば、みんなで一斉に同じものを指させますね。これと同じ発想で、the sun「太陽」やthe earth「地球」にもtheがつきます。
太陽は東から昇る。
方角もthe east「東」となるのですが、「東を指さして」と言われたら、みんなで指をさすことができるからです。
ちなみに「東はどっち?」と言う人はいるかもしれませんが、「どの東?」と迷う人はいませんよね。つまり「方角は共通認識できる」→「theを使う」という発想なのです。
<「最初の名詞はaをつけて2回めはtheをつける」の真相>
ユイナは新しい時計を買った。その時計は見るからに高そうだ。
最初はa new watchなので、(new「新しい」という情報はあるものの)どの時計なのかは聞き手にはわかりません。しかし次の文で「高そう」という時計は、当然「ユイナが買った新しいその時計」だと(話し手と聞き手で)共通認識できるのでtheがつくわけです。
※この現象だけを切り取って「最初はaで、2回めにtheを使う」という教え方が定着してしまったのです。


















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