東大生が語る、難関大合格者が共通テスト後に"絶対しない"こと《漫画『ドラゴン桜』》

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点数が悪かった場合:「諦め」という名の逃避

自己採点の結果、目標点に届かなかった人のショックは計り知れません。「E判定が出るかもしれない」「志望校を変えなければならないかもしれない」。そんな不安が押し寄せると、防衛本能として心は「諦め」を選択しようとします。

「もう無理かもしれない」

「浪人して来年頑張ればいいや」

「ここまで頑張ったし、もういいか」

そんな投げやりな気持ちが頭をよぎり、勉強へのエネルギーが一気に遮断されてしまいます。机に向かうこと自体が、自分の失敗と向き合うようでつらくなるのです。

しかし、ここで足を止めることは、まだ残されている二次試験や私大入試という「逆転のチャンス」すら自ら放棄することに他なりません。

点数がよかった場合:「慢心」という名の落とし穴

では、点数がよかった人は安全かというと、実はそうではありません。むしろ、こちらのほうが深刻な落とし穴になるケースを数多く見てきました。

「第3志望の私大なら、共通テスト利用で受かりそうだ」

「ボーダーを超えたし、もう十分頑張った」

「正直、疲れたから少し休んでもバチは当たらないだろう」

こうして一度心のガードを下げてしまうと、これまで張り詰めていた緊張感が霧散し、勉強のリズムそのものがプツリと切れてしまいます。

「少し休憩」のつもりでも、人間の脳は一度「達成感」を味わってしまうと、そこから再び戦闘モードに戻ることを極端に嫌がるのです。

この状態が数日続くと、次第に「もう受験勉強そのものを終わらせてしまいたい」という誘惑に負け、第1志望に向けた記述対策や過去問演習の質が劇的に低下し、いけそうな第2志望の大学を選ぶようになってしまいます。

これが「共通テスト直後・腑抜け症候群」の正体です。

受験は、止まったら再スタートがきつい

受験勉強はよくマラソンに例えられますが、これは精神的なスタミナの観点から見ても非常に的確な比喩だと僕は思います。

走り続けているときは苦しいものです。息も上がるし、足も重い。しかし、苦しくても足を動かし続けている限り、前には進めますし、リズムも維持できます。

問題なのは、一度完全に立ち止まってしまったときです。

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