松のオブジェ10億円、防災シェルター1億円…! 過熱する「ふるさと納税」の高額返礼品は控除額の上限設定でどうなるのか?

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ふるさと納税
「資産性の高い返礼品」が年々増えているふるさと納税(写真:genzoh/PIXTA)

所得が高い人ほど高額の返礼品を受け取れるため、「金持ち優遇」との批判が出ているふるさと納税。2026年度の税制改正大綱に盛り込まれた新たな措置で潮目は変わるのか。業界関係者に本音を聞いた。

寄付金10億円でもらえる「創生の松」

ふるさと納税の比較サイト「ふるさと納税ガイド」が昨年末に発表した「高額返礼品ランキング」。

主要ふるさと納税サイト全23サイトの中から選ばれた最高額の返礼品は、寄付金10億円でもらえる三重県度会町の「創生の松」という松の盆栽をかたどったオブジェだ。

松葉に10万本以上のステンレス針金を使い、職人が4年間かけて作り上げた「一点もの」は、町内の金属加工業者が手掛けたという。

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当記事は、AERA DIGITALの提供記事です

ほかにも、3億円の寄付でもらえる9千万円分の「別荘取得支援チケット」(北海道北見市)や、1億円の寄付でもらえる「宮大工モバイル茶室」(神奈川県伊勢原市)、「防災シェルター(地下型)」(栃木県矢板市)、5860万円の寄付でもらえる「純金(K24)製 黄金将棋の駒 9種コンプリートセット」(山梨県南アルプス市)など趣向を凝らした豪華返礼品がラインアップされている。

「総務省は換金性の高い返礼品を自粛するよう自治体に求めてきましたが、資産性の高い返礼品が年々増えているのが実情です。なぜなら、そのほうが富裕層に好まれる傾向があるからです」

こう話すのは「ふるさと納税ガイド」を運営するカリーグズ(東京都目黒区)の福田航太代表だ。

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