「そのくらい自分で考えろ!」「どうして相談しないんだ!」 上司が"正反対のことを言う"本当の理由

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この「○○(職位)として働くのに必要な能力」のことを「視座」と呼んだりします。

では係長と主任の視座の違いはどこから出てくるのでしょうか。それはそれぞれの職位について会社から与えられたロール、即ち主任と係長は期待される仕事の質+量が違うのです。

以下、具体的に見ていきましょう。

役職に応じてやるべきことが違うことを理解する

世間一般で使われる職能の定義だと、一般的には主任に期待されるのは「支援なく独力で自分に振られた仕事を回せる」こと、係長は「複数の担当と主任を効率的に指揮して、チームのパフォーマンスを最高にすることで、課長から振られてくるより大きな単位のタスクを効率的にこなすこと」等でしょうか。

つまり役職に応じてしなければならないことが違うのです。例えば消防の指令所の所員がやたらめったら現場に出ていって、119番通報を受ける人が誰もいなくなってしまったらえらいことになりますよね。

そして現場の消防士と指令所員は見なければならない世界が違います。燃え盛る現場に突入する現場の消防士は隣町の火事を心配してる場合ではないですし、指令所員がただ1カ所の火災現場しか気にしなかったら大変なことになります。

主任と係長も同じです。主任は基本的には目の前のタスクを全力かつ高速で最高の仕上がりにするのが仕事です。だから何か困ったことがあった時にすぐ上に相談しに行きたくなるのはわかります。

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