【部下との接し方】に悩む管理職必見! 「パワハラ」と「厳しめの指導」の境界線はどこにあるのか?

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心理学には、ロバート・アイゼンバーガーらが提唱した知覚された組織的支援(POS)という概念があります。これは、「職場が自分の努力や幸福をどれだけ大切にしてくれていると感じられるか」を示すものです。

POSは、給与や制度といった"見える支援"だけでなく、日々の励まし・小さな行動への感謝・公平な扱い・さりげない気遣いといった「見えない心理的支援」によって高まります。

フィードバックは「努力を見ている」というメッセージ

POSが高い職場では、メンバーは「自分は信頼されている」と感じ、自然と貢献意欲がわいてきます。

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反対に、どれだけ制度が整っていても、「見てもらえていない」「報われない」と感じると、職場との心理的距離は一気に広がってしまいます。

理想的な状態は、メンバーと職場が対等かつ前向きにつながっていること。

メンバーは「このチームに貢献したい」と自然に思え、チームはそうしたメンバーを支え、成長を促し、心理的報酬(承認や感謝、やりがい)を惜しみなく与える。

こうした相互作用がある職場こそが、「職場エンゲージメントが高い状態=推せる職場」といえるでしょう。

だからこそ、フィードバックや称賛は単なる声かけではないと認識することが重要です。「あなたを大切に思っている」「努力を見ている」というメッセージそのものです。その積み重ねが、職場への信頼を高め、組織を前に進める原動力になるのです。

(出所:『部下の心を動かすリーダーがやっていること』より)
上林 周平 NEWONE代表取締役社長

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かんばやし しゅうへい / Shuhei Kanbayashi

大阪大学人間科学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。2002 年、株式会社シェイク入社。企業研修事業の立ち上げ、商品開発責任者としてプログラム開発に従事。新人から経営層までファシリテーターを実施。2015年、代表取締役に就任。2017年9月、これからの働き方をリードすることを目的に、エンゲージメント向上を支援する株式会社NEWONEを設立。米国CCE.Inc.認定キャリアカウンセラー。

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