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「親の口座が凍結」の悲劇を防ぐ! 成年後見制度より圧倒的に自由な≪家族信託≫の活用術

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  • 佐伯 知哉 司法書士・宅地建物取引士

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「家族信託」とは何か、どんなメリット・デメリットがあるのかをお届けします(写真:78create/PIXTA)
「家族信託」という言葉を耳にする機会が増えてきました。しかし、その仕組みをきちんと説明できる人は多くありません。「うちはお金持ちじゃないから関係ないでしょう?」という声も聞きますが、実はその逆。むしろ日本のように、親の介護・医療・施設費用が家計に大きく響く一般の家庭でこそ「家族信託」が役立つのです。
本稿では、『生前対策が全然わかっていない親子ですが、家族信託って結局どうすればいいのか教えてください!』より一部抜粋のうえ、「家族信託」とは何か、どんなメリット・デメリットがあるのかを解説します。

そもそも「家族信託」って何?

「家族信託」とは、自分や家族で作ったルールに基づいて「財産管理」を行う仕組みです。家族信託では、自分の財産を家族など信頼できる人に託し、その人が、自分(財産を託した人)や家族など特定の人のために、その財産を管理・運用・処分します。

例えば、高齢の父親が自分で財産管理するのが不安になったときに、息子に財産を預けて、自分のために管理・運用・処分などのサポートをしてもらうという感じです。

家族信託のキホンを漫画で確認!(画像:すばる舎)

日本では超高齢化が進み、2025年(令和7年)には65歳以上が約3人に1人、75歳以上も約5人に1人という状況にあると見られています。それに伴い、高齢者の認知症の発症リスクも高まっています。

実際、本人が認知症の場合、「自分自身で財産管理を行う」「不動産の売却をする」などの管理・運用・処分ができなくなり、認知症による資産凍結は社会問題にもなっています。

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【信託法改正で「家族信託」が身近に】

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