「いきなり!ステーキ」第2章、実際どうなの? 赤基調の広くてシックな店内に6800円のメニューまで…衝撃の"生まれ変わり"ぶりは吉と出るか

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筆者はいきなり!ステーキのブーム真っただ中である15年ごろに行ったのを最後に、しばらくご無沙汰だった。10年ぶりの同店にワクワクしながら扉を開けた。

店に入った瞬間「うわっ!すごいにおい!」

が、入店した瞬間に激しい後悔に襲われることに。扉を開けると、店内には肉が焼けるにおいが充満していた。食欲をそそる香ばしいにおいだが、その日はおろしたてのダウンコートを着ていて、間違いなくにおいがついてしまう。悪いのは自分だが、完全に服装を間違えた。

渋谷センター街店の店内。インバウンド客も多かった(写真:筆者撮影)

一応、荷物には布をかぶせてくれるが焼け石に水だ。おしゃれをした日にはいきなり!ステーキはおすすめできない。次に行くとしたら着古したジャージで1日の終わりに行くしかない。そういう意味では、利用シーンが限られる業態だ。

においや油跳ねガードに荷物に布をかぶせてくれるが、効果は限定的だ(写真:筆者撮影)

オープンから10年以上経っていることもあり、店内はいたるところに年季を感じる。立ち食いからスタートしたいきなり!ステーキだが、途中からイスが置かれるようになり、渋谷センター街店ももともとスタンディングだったであろうテーブルにハイチェアが置かれていた。ゆえに、ところどころレイアウトが不自然で無駄なスペースがある。

壁際のテーブルは立ち食いだったところにイスを置いているので謎スペースが(写真:筆者撮影)
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