エリア別「中小企業の稼ぐ力」を徹底比較! 群馬や熊本が健闘、東北地方は赤字率3割超え…格差が広がる今、"生き残り"に向け求められるものとは
売上成長率では、トップの中部が22.5%増、次いで九州が21.7%増、北海道が20.7%増で続いた。収益性では、四国が利益率2.7%、利益率上昇幅1.73ポイント増と高さが目立った。
【不動産業、運輸業】運輸業で北陸の数値に注目集まる
不動産業では、高額物件の取引が多く、再開発なども相次ぐ関東がトップ。平均売上高は16億9930万円、平均純利益は1億5769万円と突出し、利益率も高水準だった。
利益率と5期前と比べた利益率上昇幅で高かったのは中部で、利益率は10.92%と唯一、10%に達した。利益率上昇幅も4.47ポイント増と最大で、採算重視の事業運営に舵を切った中小企業が多かったとみられる。
一方、地方圏では、北陸34.8%減や四国22.9%減など、売上成長率がマイナスの地区も見られた。四国は利益率も低迷し、人口の少なさなどから新設住宅着工戸数も減少傾向にあり、取引の減少で利益を生み出しにくい可能性がある。
北海道は、売上成長率が48.1%増でトップだが、利益率が低下し、赤字率が5期前の13.2%から17.8%へ大きく上昇しており、人件費などの各種コストアップを価格転嫁できていない実態が浮かび上がる。
運輸業も、不動産業と同様に関東が平均売上高36億5339万円、平均純利益2億8882万円で突出。次いで近畿が平均売上高21億4037万円、平均純利益7452万円で続き、需要や取引量が集中する都市圏の物流需要の高さが表れた。



















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