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エリア別「中小企業の稼ぐ力」を徹底比較! 群馬や熊本が健闘、東北地方は赤字率3割超え…格差が広がる今、"生き残り"に向け求められるものとは

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  • 平島 由貴 東京商工リサーチ 情報本部経済研究室
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ただ、半導体企業を中心に人材獲得競争が発生し、地方としては賃金上昇圧力が急激に上昇。さらに、地価をはじめ物価が上昇し、5期前と比べた利益率上昇幅は0.04ポイント減と低迷している。

売上成長率が23.1%増と2番目に高かった京都府は、利益率上昇幅も1.21ポイント増と高水準だった。価格転嫁が進み、効率的に利益を生み出した企業が多いようだ。

利益率上昇幅が最も高かったのは石川県で、1.90ポイント増。サービス業他や建設業などが売上高・利益を伸ばし、利益率が大きく上昇した。

【農・林・漁・鉱業】やはり関東の売上高・利益が突出

次に、産業別で地区ごとの業績を比較する。

農・林・漁・鉱業 中小企業のエリア別業績動向(表:東京商工リサーチ)
【写真を見る】エリア別「中小企業の稼ぐ力」を徹底比較! 群馬や熊本が健闘、東北地方は赤字率3割超え…格差が広がる今、"生き残り"に向け求められるものとは(7枚)

まず、農・林・漁・鉱業では、関東が平均売上高21億8908万円、平均純利益1億8311万円で突出した。5期前と比較した売上成長率も43.3%増と他地区を大きく引き離している。東京に本社機能を置く資源開発会社など、一部の鉱業関連企業が売上・利益の金額を大きく押し上げた格好だ。

なお、エネルギー資源や金属価格の上昇などで売上高は大きく上昇したが、売上よりコスト増のスピードが速く、利益率は低下している。

農・林・漁・鉱業のうち社数が多い農業では、北海道が平均売上高6億4967万円、平均純利益2719万円でそれぞれ首位に立った。1戸あたりの耕地面積が大きい北海道は、設備投資による生産効率向上の効果が出やすく、利益率も唯一、4%を超えている。ただ、赤字率は5期前と比較して2.9ポイント増で、企業間で明暗が分かれた。

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【建設業、製造業のエリア別業績動向】

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