バイオ素材を開発するSpiber(山形県鶴岡市)、孫正義氏長女でGS出身の川名麻耶氏が支援へ
バイオベンチャーのSpiber(山形県鶴岡市)は23日、ソフトバンクグループの孫正義社長の長女で、ゴールドマン・サックス証券出身の川名麻耶氏から事業支援を受けると発表した。
川名氏は現在、ブランディングなどを手掛けるBOLD(東京都渋谷区)の最高経営責任者(CEO)を務める。バイオ素材を開発するSpiberは、同氏が長年抱いてきたファッション産業のイノベーション構想と高い親和性があるとして、事業支援を決めたという。
必要のない自身の出自を公表したのは、企業売却や新規株式公開(IPO)といった短期的なキャピタルゲインを前提とせず、世界のバイオベンチャーを代表する企業として育て上げるための本質的な取り組みに集中できる立場にあることなどを明確にするためだとした。
川名氏は、所定の条件が充足され次第、2026年上半期をめどに、支援に乗り出すという。
著者:南部真帆
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら