新しい習慣が身につくまでの日数は平均で66日…科学的に有効な【三日坊主】を卒業する3つのコツ

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そこでわかったことは、習慣にしたい行動によって必要な日数は異なるということです。身体によいものを飲む習慣については約59日、身体によいものを食べる習慣についてはそれより少し長く65日ほど繰り返す必要がありました。

この2つにはそこまで大きな差はありません。しかし、運動に関しては91日ほど繰り返さないと「習慣」と呼べるようにはなりませんでした。

ここで1ついえることは、シンプルな行動ほど短い期間で習慣化ができ、運動のように複雑で身体への負荷もかかるようなものは長くかかるということです。そして、短い期間とはいえども、「習慣」となるには、2カ月程度はかかるということです。

すべてを平均すると、身体によいことを自動で行っていると実感できるようになったのは、66日間繰り返したあとでした。

何か新しいことを習慣にしたいと取り組み始めたら、2カ月と1週間繰り返すと、その行動を自動的に習慣的に行えるようになる可能性が高まります(ただし、運動や早起きのような身体や生理的なことにかかわる習慣は3カ月程度かかると考えましょう)。

つまり、サービスを提供するにあたっては、その2カ月と1週間を、いかに顧客に続けてもらえるかがカギとなります。

習慣化には科学的な「コツ」がある

そもそも、なぜ人はなかなか継続できないのでしょうか? 習慣化が苦手と感じている人が多いのは、なぜなのでしょうか? その大きな理由の1つが、人はつい習慣化しにくい方法をとってしまいがちであることです。

習慣化には科学的なコツがあるのですが、人はそのコツの"真逆"のことをしてしまいがちなので、なかなか続けることができないのです。

運動の習慣づくりを例に見てみましょう。習慣化をするにはしっかりタイミングを決めたほうがよいのですが、ストレッチは「スキマ時間にやろう」とあいまいなタイミング設定にしがちです(そして、スキマ時間にはたいていスマホを見てしまったりします)。

目標はミニマムにしたほうが続きやすいのですが、「スクワットと腹筋と腕立て伏せを20回×3セットやろう」と理想的な回数を目標に設定しがちです。

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