東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

忙しい親こそ知っておきたい「栄養バランス」「手の込んだ料理」より大切な食事

6分で読める
  • 藤川 里奈 子どもの才能を育てるおうちごはんの専門家
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

ビタミンB群は、エネルギー代謝や神経の働きに必要不可欠。これらが不足すると、疲れやすくなったり、イライラしやすくなったりすることもあります。

マグネシウムやカルシウムは、神経の興奮を抑える働きがあり、不足すると、寝つきが悪くなったり、ピリピリしやすくなったりすることもあります。

また、腸内環境が乱れていると、セロトニンなどのしあわせホルモンがうまく作られず、感情が不安定になることもあります。

原因はその子の性格ではなく、栄養状態にある場合も多いのです。もちろん、特定の栄養だけを急に増やしても、劇的に変わるわけではありません。しかし、食べるものが脳の働きに影響するという知識を持つだけで、子育ての視点は大きく変わるはずです。

食べたもので脳は作られる!

『子どものやる気を育てる〈ごはん〉の法則』(あさ出版)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

「脳を育てるには知育教材が大切」「早期教育が脳の刺激になる」そう考える方も多いのですが、実はもっと根本的な「脳の材料」に目を向けることが欠かせません。

脳の約60%は脂質でできており、残りの多くをタンパク質と水分が占めています。

さらに、神経伝達に欠かせないのがビタミンとミネラル。これらが不足すると、情報処理の効率が落ち、集中力や記憶力にも影響が出ます。

つまり、どんなに質の高い教育を受けても、脳の材料が不足していては本来の力を発揮できません。逆に言えば、脳の材料がしっかり整っていれば、日ごろの学びの効果が大きく伸びていきます。

良い脳を育てる基本は、とてもシンプルです。

  • 主食・主菜・副菜をそろえてタンパク質とエネルギーを確保
  • 鉄・マグネシウム・亜鉛などミネラルを意識
  • ビタミンは野菜・果物からバランスよく摂る
  • 良質な脂質(青魚・ナッツなど)を適度に取り入れる

特別なレシピよりも、「脳の材料がそろっているか」を見るのが、子どもの未来の投資につながります。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象