忙しい親こそ知っておきたい「栄養バランス」「手の込んだ料理」より大切な食事

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ビタミンB群は、エネルギー代謝や神経の働きに必要不可欠。これらが不足すると、疲れやすくなったり、イライラしやすくなったりすることもあります。

マグネシウムやカルシウムは、神経の興奮を抑える働きがあり、不足すると、寝つきが悪くなったり、ピリピリしやすくなったりすることもあります。

また、腸内環境が乱れていると、セロトニンなどのしあわせホルモンがうまく作られず、感情が不安定になることもあります。

原因はその子の性格ではなく、栄養状態にある場合も多いのです。もちろん、特定の栄養だけを急に増やしても、劇的に変わるわけではありません。しかし、食べるものが脳の働きに影響するという知識を持つだけで、子育ての視点は大きく変わるはずです。

食べたもので脳は作られる!

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「脳を育てるには知育教材が大切」「早期教育が脳の刺激になる」そう考える方も多いのですが、実はもっと根本的な「脳の材料」に目を向けることが欠かせません。

脳の約60%は脂質でできており、残りの多くをタンパク質と水分が占めています。

さらに、神経伝達に欠かせないのがビタミンとミネラル。これらが不足すると、情報処理の効率が落ち、集中力や記憶力にも影響が出ます。

つまり、どんなに質の高い教育を受けても、脳の材料が不足していては本来の力を発揮できません。逆に言えば、脳の材料がしっかり整っていれば、日ごろの学びの効果が大きく伸びていきます。

良い脳を育てる基本は、とてもシンプルです。

  • 主食・主菜・副菜をそろえてタンパク質とエネルギーを確保
  • 鉄・マグネシウム・亜鉛などミネラルを意識
  • ビタミンは野菜・果物からバランスよく摂る
  • 良質な脂質(青魚・ナッツなど)を適度に取り入れる

特別なレシピよりも、「脳の材料がそろっているか」を見るのが、子どもの未来の投資につながります。

藤川 里奈 子どもの才能を育てるおうちごはんの専門家

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ふじかわ りな

子どもの才能を育てるおうちごはんの専門家、調理師、ケーキ店オーナー。1980年生、神奈川出身。服部栄養専門学校卒業。「3歳までの幼児食も学べる幼児教室Natural Smile湘南」を開講。娘の誕生を機に、モンテッソーリ教育に基づく幼児教育を学ぶ。娘を入れたい保育園がなかったため2017年、株式会社キッズアプローチを設立し、食べることから発達を促す育脳を取り入れた保育園を創立。さらに、保育園での経験から、食を通じた発達障がいの改善に着目し、日本で唯一の分子栄養学を取り入れた「発達障がいを食で改善するプログラム」を用いた施設を立ち上げ、トータルで3つの保育園、7つの発達障がい児支援施設をプロデュースしている。また発達障がい児施設の開設、運営のコンサル業も行う。

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