プレゼン資料作成はどこまでAIに任せられるのか。Gemini、NotebookLM、ChatGPTを組み合わせ、構成からデザイン、PowerPoint化までを検証

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生成されたpptxをダウンロードしてPowerPointで開く。テキストボックスをクリックすれば文字を直せる。画像を右クリックして「図の変更」を選べば差し替えられる。

ChatGPTが生成したPowerPointファイル
ChatGPTが生成したPowerPointファイル。テキストが編集可能な状態で配置されている。架空のURLが記述されていたためモザイクを追加している(筆者によるスクリーンショット)

やってみて分かった落とし穴

実際に何度か試す中で、引っかかるポイントが見えてきた。

処理時間は想定より長い。NotebookLMのスライド生成に5〜10分、ChatGPTのPowerPoint変換に15〜20分。合わせて30分前後はみておく必要がある。急ぎなら、NotebookLMのPDFをそのまま使う手もある。

ファイルサイズが膨れる問題もある。ChatGPTが生成するpptxは、画像を高解像度で埋め込むので容量が大きい。筆者の場合、10枚で約30MBになった。配布前にPowerPointの「画像の圧縮」で軽くした方がいい。

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