プレゼン資料作成はどこまでAIに任せられるのか。Gemini、NotebookLM、ChatGPTを組み合わせ、構成からデザイン、PowerPoint化までを検証

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NotebookLMが生成したスライド
NotebookLMが生成したスライド。ゲーミングデバイスらしい世界観が統一されたビジュアルが完成した(NotebookLMで生成したスライド)

出力はPDF形式だ。ダウンロードボタンからファイルを取得する。

ChatGPTでPowerPointに変える

ChatGPTを開いて、NotebookLMが出したPDFをアップロードする。プロンプトはこうだ。

「python-pptxを使って、添付PDFをPowerPointに変換して。テキストは編集できる状態で配置、画像はPDFから抽出して埋め込んで。背景色は#050505、フォントは游ゴシックで」

「python-pptx」と明示するのが肝だ。ChatGPTはPowerPoint生成に複数のツールを使い分けるが、python-pptxを指定すると処理が安定する。指定しないと別のツールを選んで、処理が複雑になったり途中で止まったりする。

ChatGPTへのプロンプト
ChatGPTへのプロンプト。「python-pptxを使って」と明示的に指定するのがポイントだ(筆者によるスクリーンショット)

ChatGPTはPDFの各ページを解析して、テキストを抽出し、テキストボックスとして再配置する。画像も抽出されて元の位置に埋め込まれる。処理には時間がかかる。筆者の場合、10枚で約20分だった。

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