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リハビリがもたらす「超回復」とは? 患者にも家族にも大事な「あきらめない力」と「あきらめる力」

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  • 酒向 正春 医療法人社団健育会 ねりま健育会病院 院長・ライフサポートねりま管理者
  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO
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窪田:地道な努力を続けること、体を動かし続けることが大切なのは、頭ではわかっていても、みなさん見落としがちなことかもしれません。

酒向:それがまさに、今回の書籍に書いたことです。これまでは障害を負ったあとにリハビリをやって、状態を維持していくのが一般的でした。麻痺があるからそこに対してウォーキングの訓練をやっていこうとか。

例えば脳卒中の予後は約10年という風にも言われていました。しかしそれに抗い、筋肉を増強するリハビリをガンガンやることで、健康寿命を予測以上に21年間も伸ばしたのが、ミスターこと長嶋茂雄さんだったのです。もちろん、障害を起こさないように体を鍛えて、脳卒中や認知症、高齢虚弱を予防することも大切です。しかし障害が起きたあとでも、アスリート的な筋肉革命リハビリにしっかり取り組むことで、健康寿命を保つことができるとわかってきたのです。

1日5000歩のウォーキングが認知機能を守る

酒向:科学雑誌『ネイチャー』に、今年ついに面白い論文が載りました。一日に5000〜7500歩の歩行をすることで、アルツハイマー型認知症の原因物質とされているタウタンパクが脳に溜まるのが抑制されて、認知機能が守られるというのです。

窪田:あれは革命的でした。原因物質を運動で可逆的に減らすことができるというのはすごい朗報だと思います。

『筋肉革命95 何歳からでも実現できる95歳で当たり前に歩いて楽しむ人生を』(日刊現代)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

酒向:歩いたり運動したりするのは体にいいとされていたけれど、その科学的エビデンスがついてきたと感じましたね。ただ、科学的にいいからといってみんなが運動できるわけではないので(笑)、患者さんには、まずは運動を楽しんで習慣づけることが大切だと話しています。これもやはり、いかにおだてて運動してもらうかがポイントです。

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【自ら実践する「サコーメソッド」とは?】

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