「timeleszになれなかった」が武器になるのはなぜ? 「挫折を隠さない」TAGRIGHT・西山智樹&前田大輔が視聴者の心を動かす"納得の理由"
サバイバル型オーディションが全盛の時代、「選ばれなかった者たち」はどこへ行くのか。多くは次のチャンスを待つか、夢を諦める。しかし、違う道を選んだ2人がいる。
Netflixで週間1位を獲得した『timelesz project』(以下、タイプロ)の5次審査で落選した西山智樹と前田大輔。彼らが始めた新プロジェクト「TAGRIGHT」とは、どのようなものだろうか?
11月30日、日本テレビ『シューイチ』で密着ドキュメンタリーの放送が始まった。番組で描かれているのは、大手事務所が用意した華やかなオーディションで待つ姿ではない。「自らメンバーを探して会いに行く」、泥臭いスタートアップ企業のような手法だった。
なぜ彼らは「自ら動く」道を選んだのかーーその姿には、知名度やリソース不足に悩む企業が生き残るためのヒントが隠されている。
「待ち」ではなく「攻め」を選んだ2人
西山は大学卒業後、レコード会社に就職したこともありながら、アーティストへの夢が諦めきれず、働きながらオーディションに挑み続けた。前田は、高校卒業後韓国の大手事務所に練習生として所属するも解雇。その後はテレビ番組のADなどのアルバイトをしながら、ダンスと歌の練習を続けてきた。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら