【桜蔭→1浪で医学部】スマホ手放せず医学部全落ち「共通テスト後、塾で大号泣」した医学部生ユーチューバーの現在地

✎ 1〜 ✎ 158 ✎ 159 ✎ 160 ✎ 161
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

にょみさんに浪人してよかったことを聞いてみると「必然的に自分と向き合った大切な時間だった」、頑張れた理由については「今年で合格するしかないと思っていたから」と話してくれました。

「浪人して良かったことはめちゃくちゃあります。浪人の期間は、長い間、精神的にずっとしんどい状態が続きました。一生、大学に入れないような気がしていました。そんな状況で、不確実な将来に対して頑張れた経験が今すごく糧になっていると思います。あの不確実性の塊みたいだった状況に比べたら、今、何かがあってもポジティブに考えられますし、達観できるようになりましたね。塾の環境でみんなと一緒に頑張る中で勉強がわかるようになっていったのが楽しかったですし、仲間と一緒に勉強していた日々が心の支えになっていました。しんどい中でずっと頑張った時間を経験したので他者の辛い気持ちも理解できるようになりました。あの時間は自分にとって大事な時間でしたし、必要だったと思います」

現在、京都府立医科大学の4年生として大学に通うにょみさん。

入学してからは再受験で京都府立医科大学医学部に入った相方とともにYouTubeチャンネル「すしに餡。」で受験の経験や、大学に関する情報の発信をしています。

仕事をするにょみさん
(写真:にょみさん提供)

将来は医師をしながらスタートアップをやってみたい

医師の卵として勉強を続けるにょみさんに、最後に今後の展望について伺いました。

「将来はどこに進むかはまだ考えていませんが、医師をしながら医療系のスタートアップをやってみたいと考えています。医療には、自分たちが生きていく上で必ず関わります。ですが、現在、社会と医療が分離していると感じています。少しでも社会と医療を円滑に繋げられるようなものを作りたい、もっと社会を素敵に変えられたらいいなと思っています。そうした課題を解決していくため、現在は医療クリニックさん向けにSNSを活用して、医療を正しく円滑に届けられるようにマーケティング支援を行っているので、頑張っていきたいです」

かつては桜蔭で下位10名に入ってしまった彼女は、今、社会を変えていきたいという意識を抱えながら、医師になるという明確な目標を持って、日々の勉強や活動に取り組んでいるのだと感じることができました。

にょみさん
(写真:にょみさん提供)
教訓:不確実な将来に対して頑張れた経験は、将来の糧になる
濱井 正吾 教育系ライター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

はまい しょうご / Shogo Hamai

兵庫県出身、1990年11月11日生まれ。「9浪はまい」のニックネームでTwitterやYoutube、テレビ出演などを行っている。大阪産業大学経済学部経済学科に入学後、龍谷大学経済学部現代経済学科に編入学し、卒業。 高校時代にいじめを受けたことから、いじめっ子を社会的に偉くなって見返したいと思い、在学中から仮面浪人として受験勉強を4年間続ける。大学卒業後、証券会社に契約社員として就職したが10日で自主退職、同月中に配置薬会社に再就職。昼は会社、夜は予備校という生活に。同社退職後は受験勉強に専念し、9浪で早稲田大学に一般受験で合格し、2018年に教育学部国語国文学科入学、2022年卒業。現在はカルペ・ディエム所属。

Facebook: https://www.facebook.com/shogo.hamai/
 

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事