英語での会議も、難しい用語も、空間に浮かぶ緑の文字がサポートしてくれるスマートグラス「Even G2」の実用性

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また、標準状態では『ダッシュボード』という機能があり、20°ぐらい上を見ると(角度は設定できる)、日付や、設定した最新情報やクイックノートなどが表示される。

ようやく実用レベルに達したスマートグラス

カラーのグラフィックや、カメラなどの派手な機能はないが、Even G2は日常に溶け込むようにデザインされている。普通の視界にさりげなく入る情報は、単色でも全然問題ないというコンセプトだ。

ウィル・ウォン
今回プレゼンテーションを行ったウィル・ウォンCEO。アップルで、Apple Watch Series 3~4の開発に関わったとのこと(筆者撮影)

Even G1の時はまだまだ洗練されていなかった部分が、Even G2になってだいぶ洗練されているように思える。「iPhoneのように毎年アップデートしていく」とウィルCEOは語っていたので、次のモデルは2026年の秋ということになる。今買えば、1年は最新型ということだ。完成度がグッと高まって、実用性も増したEven G2、ようやくスマートデバイスが日常的に使えるようになったという意味でも、お勧めである。

2種類の形状それぞれに、3色のフレームが用意される。(写真:Even Realities)
村上 タクタ 編集者・ライター

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むらかみ たくた / Takuta Murakami

iPhone、iPadなどアップル製品を中心に扱うガジェット・テクノロジー系編集者・ライター。カリフォルニアでのWWDCやiPhone発表会には2016年頃から継参加。趣味の雑誌の編集者として、’92年から約30年で約600冊の雑誌を作ってきた。バイク雑誌『ライダースクラブ』に携わり、ラジコン飛行機雑誌『RCエアワールド』、海水魚とサンゴ飼育の雑誌『コーラルフィッシュ』、デジタルガジェットのメディア『flick!』『ThunderVolt』の編集長を務める。HHKBエバンジェリスト、ScanSnapアンバサダー。バイク、クルマ、旅、キャンプ、絵画、庭での野菜作り、日本酒、ワインと家族を愛する2児の父。娘はロンドン、息子は台湾在住。

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