英語での会議も、難しい用語も、空間に浮かぶ緑の文字がサポートしてくれるスマートグラス「Even G2」の実用性

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会場での短い試用時間では、今後どういうユースケースがあるのかはわからなかったが、今、ChatGPTの音声モードでやっているようなことを、ハンズフリーで行えて、回答が目の前に文字で浮かび上がってくるというイメージ。音声を使うので、街中などでは使いにくいが、自宅などでは利用価値はあると思う。

オプションの指輪で便利に操作

操作は、Even G1同様、本体テンプルエンドに設けられたタッチパネルを介しても行えるが、Even G2と同時に発売される専用の指輪『Even R1』を介して行うこともできる。

利き手の人差し指に装着し、親指で操作することを想定しているとのこと。タップ、ダブルタップ、ホールド(長押し)、スライドなどの操作が可能。

Even R1
Even R1で操作が可能。なお、Even R1は今後、アップデートで旧モデルのG1でも利用できるようになる予定(写真:Even Realities)

従来Even G1では、アプリを選択する操作をするにはスマホから行うのが便利だったが、Even G2ではホールドするとメニューが登場し、スライドでメニューを選択し、タップで選ぶことが可能。その際、メニューが通常の画面の手前にポップアップする。スマホやパソコンでも、疑似的に手前に描画することはあるが、Even G2のメニューは視差を利用して、実際に手前に見えるように表示されるのが特徴的。

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