英語での会議も、難しい用語も、空間に浮かぶ緑の文字がサポートしてくれるスマートグラス「Even G2」の実用性
また、この会話アプリでは、会話の中に難しい単語(例えばLLMとか、UNCTADとか、国際決済銀行とか)が出てくると、Even AIが自動的にピックアップしてその意味を表示してくれるから、こうした単語の意味を知らずに恥をかくことも少なくなるに違いない。
翻訳、難しい単語の解説、テキスト化、要約……と、会話に必要な情報をさりげなく提供してくれるのがEven G2の最大のメリットだ。
会場で、実際に装着して会話してみたが、「可能ならちょっとググりたい」という部分をサポートしてくれるのは嬉しい。
これはリアルな会話だけでなく、テレビや動画閲覧時など、音声で情報が取れる場合には動作する。例えば、英語の動画をEven G2の翻訳を頼りに見ることも可能だ(翻訳は若干遅れるので、それを許容できるコンテンツなら)。Even G2本体に4つのマイクが内蔵されており、それとスマホ側のマイク両方を活用して音声情報を取得するそうだ。
日本でも使えるEven AI
もっと、明確にAIを使いたい時は『Hey Even !』と、ウェイクアップワードを言って話をするといい。
Even AIは他社AIをいくつか組み合わせて使っているそうで、日本にもサーバを置いているのでレスポンスは十分に速い。もちろん、生成AIなので現状のSiriやアレクサよりフレキシブルに会話に対応してくれる。



















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