30代や60代でも発症の恐れが…つらい【四十肩・五十肩】を軽くする1日"たった10秒"の簡単ケア

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そもそも四十肩や五十肩とは、病名ではなくて、肩関節まわりの筋肉や靭帯が炎症を起こすなどして、痛みを感じたり肩が上がらなかったりする症状を表した名称です。

40代、50代でそのような症状が起きやすくなるから、そう呼ばれるようになったのです。病名としては、肩関節周囲炎と呼ばれることが多いです。

四十肩、五十肩を軽くする簡単な方法

『筋肉のつながりを知れば「肩こり」と「腰痛」は自分で解消できる』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

最初は、「動かしたらちょっと痛みがあるかも」ぐらいで始まり、悪化していくにつれ、少しでも動かすと痛くなってしまうので、どんどん動かさなくなっていきます。

時が経っても一向によくならず、しまいには動かさなくても痛みが出るようになります。あまりの痛さに眠れないという人もいるので、ぜひ一刻も早くケアすることをおすすめします。

四十肩、五十肩の原因としては、肩の骨(肩甲骨)と腕の骨(上腕骨)をつなぐ関節部分の筋膜(関節包)が癒着して起きていることが多いので、ここの癒着をとることが必要になります。

この癒着をとる方法ですが、まず、まだ開けていない常温のペットボトルをひとつ用意してください。

あとはそれを脇の下に挟み、10秒、下のイラストのように動かすだけです。念のため、痛みが出ていない側も同じように行うとよいでしょう。

(出所:『筋肉のつながりを知れば「肩こり」と「腰痛」は自分で解消できる』より)
沖倉 国悦 理学療法士

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おきくら くによし / Kuniyoshi Okikura

理学療法士、治療家育成講師、整体師、サンミュージック所属1979年埼玉県生まれ。理学療法士として16年間勤務する中、リハビリスタッフ130名を超える病院で係長も務めた。原因不明の痛みやこりに向き合う中で、テコの原理を応用した独自の手技「六層連動操法」を開発。現在は表参道に整体院を構え、重症患者の施術を行うほか、整体技術「六層連動操法」を普及させるため、セミナー講師として東京・大阪で活動している。また、ハワイでの人体解剖実習を主催し、理論と技術の指導にも力を注ぐなど、治療家教育にも定評がある。YouTubeチャンネルは登録者数1.3万人を超え(2025.10月時点)、著書『六層連動操法―痛みゼロの最新筋膜リリース』(かざひの文庫)はAmazonベストセラー第1位を獲得(カイロ・整体部門)。

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