キラキラ旅写真の裏で私は腹痛と闘っていた…"お腹弱い"バックパッカーが明かす、旅の水面下で起きていた《苦難》の舞台裏

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44カ国を旅したお腹が弱いバックパッカーが告白する、楽しい旅の舞台裏(筆者撮影)
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旅好きな私は海外の絶景やグルメ、空港で利用した豪華なラウンジなどの写真と共に、旅の面白さを力説する記事を書いてきた。旅の魅力は心の底から訴えたい。一方で、そんなキラキラ写真の裏側で、実は冷や汗をかいていたことも少なくない……。

プライドを捨てて正直に告白しよう…私は渡航先でかなりの割合でお腹を下している。その回数は、もはや両手では数え切れない。

私は独身だが、もし今後結婚して新婚旅行に行くことがあったとしても海外には絶対に一緒に行きたくない。ハネムーンで海外に行くカップルを、私は心の底から「勇者」だと思っている。ここだけの話、訪れる国によって念のため、介護用オムツを持参していた時期もあった。

日本での生活で、私は自分のことを「お腹が弱い」と思ったことは一度もなかった。むしろ強いタイプの人間だと信じて生きてきた。しかし異国を旅するようになった28歳(2019年)のときから、私は自分あるいは日本人のお腹が、世界でまったく通用しないことに気が付いた。ちなみに頻発する下痢の症状は旅の間だけのことで、日本に帰国して2、3日もすればいつも治る。

次ページ毎度、現地のローカルレストランで食事を楽しむ
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