その一方で、日本の飲食店と外国のローカル店は衛生基準がかなり異なる。テーブルにハエが舞っていたり、足元をネズミが走り抜けることもある。調理する食材が常温(東南アジアであれば蒸し暑い環境)で保管されている場合もあり、ハズレという名の「アタリ」をお腹が引いてしまう可能性は、どうしても高くなる。
筆者の旅の惨状
ネパールを一人旅したことがある。毎日新聞の2025年3月15日付の記事によると、ネパールの98%の家庭の水道水から大腸菌群が検出されたという報告もある。だから水には注意した。
やれることは全部やったつもりだった。ペットボトル入りの水を買い、生野菜は食べず、シャワーを浴びる際は口をギュッと閉じた。
そんな風に水に対して細心の注意を払って過ごしていたのだが、ある日少しお腹が張っている感じがあり……やはりその後下痢に悩まされた。



















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