キラキラ旅写真の裏で私は腹痛と闘っていた…"お腹弱い"バックパッカーが明かす、旅の水面下で起きていた《苦難》の舞台裏

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本記事では、楽しい海外旅の舞台裏で進行していた私のお腹トラブルについて、反省を込めつつ同様にお腹の弱い人の参考になればという思いでお届けする。そうした話を読みたくない、またはお食事中である方にはこの先の話は【閲覧注意】であることをお伝えしておきたい。

いざという時のために旅に持っていった介護用オムツ(筆者撮影)

楽しい旅だが…お、お腹が痛い…

先日、インバウンドの外国人観光客が吉野家で、おいしそうに牛丼を食べている姿を目撃した。松坂牛や神戸牛などの和牛ではなく、吉野家や松屋の牛丼を食べてみたいと考えた、彼らの気持ちが少しだけわかる気がする⋯⋯。

34歳の私はこれまでに44カ国を訪れたが、観光客向けの綺麗なレストランではなく、現地のローカルレストランや屋台で食事することが多い。現地の人のリアルな生活や食文化に興味があるからだ。ローカル飲食店は観光客向けのレストランと比べて、価格が安いことも魅力の一つ。観光客が珍しがられることもあり、現地の人との交流が生まれやすい点も気に入っている。

インドでは観光客が誰一人いないカレー屋で、水を1リットル飲み干してしまうほど激辛のカレーを食べた。現地の人たちは「スパイシー?」「ジャパニーズ?」と笑っていたが、このとき生まれる温かい空気感がたまらなく好きだ。

ネパールのローカルレストランでは、目の前に座っていた男性が「コレも食べてみるか?」とカレーをお裾分けしてくれた。店員さんも親切で、ラム肉の串焼きを1本サービスしてくれた。インドネシアのバリ島では、焼き鳥を“焼く”体験もさせてもらった。

インドのローカルレストラン(筆者撮影)
タイの屋台飯(筆者撮影)
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