竹田さんにとってひとり暮らしの空間は、若手というポジションを仕切り直して、ひとりの社会人として歩んでいくための足場となっている。
どうせなら、自分好みの空間をつくってみたい
竹田さんが取り組んだ“お気に入りの空間”づくりは、合理性と自由度のバランスを重視した。
「いくつか選択肢はありましたけど、最終的には中古マンションを購入して、自分でリノベーションすることにしました。築30年でも1990年代半ばまでの建築なら、個人的には耐震基準や設備基準も許容できる範囲かなと。そこは合理的に考えました。それに一度は、自分の感覚でお気に入りの空間をつくってみたいと思っていて」
設計担当者と方向性を話しあったうえで、それを実現する細かい仕様はお任せにした。
「家選びに関しては、大きな買い物でもあるのでまず相手を信頼して、任せることを大事にしました。結果的に、自分のイメージがちゃんと実現されて、満足のいく部屋になりました」
「最近は月に1度、沖縄にダイビングに行っています。麻雀も、Mリーグ(麻雀のプロリーグ戦)を見ているうちに競技として上達したいと思うようになり、教室に通っているんです。今は仕事以外の時間を、趣味にとことん注ぎたい気分です。何かのプロって、かっこいいなと憧れていて」



















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