「道の駅」の真実をどれだけ知っていますか 知れば思わず話したくなる蘊蓄100章

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81. 「大谷海岸」(宮城県)は日本一海水浴場に近い道の駅。震災で被害を受けたが2013年にリニューアルオープン

82. 「ガレリアかめおか」(京都府)は亀岡市の生涯学習施設に併設されたガラス張りの建物で、図書館や結婚式が可能なチャペルも備える

83. 「古今伝授の里やまと」(岐阜県)も結婚式をあげられる

うさぎの名誉駅長がいる!(写真 : ファイン / PIXTA)

84. 「神話の里 白うさぎ」(鳥取県)の名誉駅長にウサギが就任した。名前は公募で「命(みこと)」に決定

85. 「豊栄」(新潟県)ではダチョウが飼育され、餌やり体験ができるほか、ダチョウの卵も販売されている

86. 「虹の森公園まつの」(愛媛県)はペンギン、「紀宝町ウミガメ公園」(三重県)はウミガメに会える道の駅

87. 「モンデウス飛騨位山」(岐阜県)は、冬季はスキー場となる道の駅

88. 「八王子滝山」の芥川麻実子駅長は芥川龍之介の孫

89. 「大館能代空港」(秋田県)、「能登空港」(石川県)は空港内に道の駅が併設されている

90. 車中泊用の施設RVパークが併設された道の駅が増えている。電源など有料サービスで利用できる

海外にも広がっている!

91. 道の駅スタンプラリーは北海道、東北、関東、北陸、中部、近畿、九州、沖縄のブロックごとに実施されている

92. スタンプラリーは道の駅を回ってスタンプ帳にスタンプ押印し、完走すると完走証明書やステッカーがもらえるほか抽選でプレゼントが当たる人気のイベント

93. 全国の道の駅で配布されている新聞『道21世紀新聞』(人と道研究会発行)は発行部数30万部

94. 日本発祥の道の駅は海外にも広がっている。カンボジアのポーサットには日本政府の支援で道の駅が開業した

95. 世界銀行は地域活性化事業成功例として発展途上国の開発協力に道の駅のノウハウを役立てるため「MICHINOEKIガイドライン」を作成

96. iOSアプリ「道の駅ナビ」は全国の道の駅の検索、訪問記録が作成でき、Twitterに到着報告を自動投稿する機能も

97. 周辺にある道の駅を素早く検索できるアプリ「道の駅チェッカー」もある

98. 2014年7月には山梨県「富士川」、8月には福島県「からむし織の里しょうわ」、9月には茨城県「日立おさかなセンター」がオープン

99. 現在、全国の道の駅の総売上高はおよそ3500億円

100. 全国の道の駅を訪れる来場者総数は年間で延べ5億人。各駅の来訪者数は平均約50万人となっている

(文:森谷 美香/モノ・マガジン編集部)

参考文献・HP/『全国SA・PA道の駅ガイド’14-’15』(昭文社)、『道の駅ハイパーガイドブック2014』(八重洲出版)、『日経ビジネス』2013年4月22日号(日経BP社)、『道の駅の本』(ぎょうせい)、〈国土交通省〉、〈日本経済新聞社〉、〈出光〉ホームページほか関連サイト

 

モノ・マガジン編集部

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『モノ・マガジン』はワールドフォトプレス社が発行するモノ情報誌。原則、隔週で発行している。公式サイトhttp://www.monomagazine.com/

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