東洋経済オンラインとは
ライフ

アップルのiPhone Air、なぜ販売低迷? 薄型スマホが伸び悩む背景とユーザーニーズの乖離

11分で読める
  • 山根 康宏 携帯電話研究家・ジャーナリスト

INDEX

iPhone Air(筆者撮影)
【写真を見る】アップルのiPhone Air、なぜ販売低迷? 薄型スマホが伸び悩む背景とユーザーニーズの乖離(6枚)

2025年9月に発売した「iPhone 17」シリーズの販売が好調なアップル。だがすべてのモデルの売れ行きがいいわけではないようだ。一般的な長方形型のスマートフォンとして世界最薄サイズの「iPhone Air」だけ人気が伸び悩んでいるという。この薄型モデルが売れていないのは先行して5月にサムスン電子が海外で発売した「Galaxy S25 Edge」も同様の動きをしている。新たなフォームファクターとして登場した薄型スマートフォンはなぜ不人気なのだろうか?

2025年は薄型スマホ誕生の年

「iPhone Air」の薄さは5.64mm、重量は165g。「Galaxy S25 Edge」は5.8mm、168gだ。どちらも最近のスマートフォンとしては薄さを極めただけではなく、重量も軽量化されている。たとえば「iPhone 17 Pro Max」のサイズはそれぞれ8.75mm、233gである。「iPhone Air」はそれと比べると厚みが約35%、重量は約30%も低減されている。スマートフォンの高性能化が進む中で、ハイエンドモデルの本体サイズは「厚くて重い」ものが増えているのだ。

薄型スマートフォンはたとえケースを本体に装着しても小さなカバンの中に無理なく入るだろう。シャツやスーツのポケットに入れても、本体が軽量なため衣類にしわが寄ってしまうことも少ない。また片手で持って長時間使っていても疲れを感じにくいだろう。他にも荷物が多いときでも邪魔になりにくいし、軽装で出かけるときもスマートフォンを持ち歩いていることを忘れてしまうことがあるくらい、存在感が気になりにくい。

次ページが続きます:
【さまざまなメーカーが製品を投入】

2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象