ただし、これらをフジテレビの苦戦が吹き飛ばした。フジテレビの単体業績は、売上高が前年同期比6.6%減の1466億円、営業益は10億円の赤字(前年同期は40億円の黒字)に終わった。視聴率の低迷から、放送収入は計画を約90億円下回った。番組制作費を含む経費削減を進めたが、バレボール・ワールドカップの放送や、「お台場夢大陸」(7~8月に開催された本社屋周辺の夏祭りイベント)のコスト負担もあり、大幅な減収減益となった。
上期の進捗を受けて、フジメディアは通期の業績予想を下方修正。売上高は従来予想比260億円減の6440億円、営業利益は同89億円減の213億円とした。このうち、フジテレビによる影響額は売上高でマイナス243億円、営業利益でマイナス95億円だ。「足元の視聴率を踏まえると、今期中のスポット収入は慎重に予想せざるを得ない」(嘉納社長)。
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