サグラダファミリアのあるスペインのバルセロナもすごい。空港ラウンジのビュッフェには、名産品の生ハムが3種類も置かれていたのだ。日本でスペイン産の生ハムを食べようと思ったら、200グラムあたり1500円くらいするわけで……。貧乏精神の強い私は、生ハムの上にライスをふりかけた「逆生ハム丼」を自作。おいしく頂戴した。プライオリティ・パスを持っていれば、これら旅人歓喜のサービスを“すべて無料”で受けることができる。
ラウンジ内でガッツリ食事できるため、空港内の割高な飲食店に立ち寄る必要はない。これだけでも十分な節約になる。格安LCCは機内食が提供されず、別料金になっているケースがほとんどなので、ラウンジで食事を済ませれば飛行機でお腹がすく心配もない。
シャワーが無料で利用できるラウンジも多い。シャワールームにはシャンプーやボディーソープ、歯ブラシやドライヤーが置かれており、清潔なタオルも無料で貸し出してくれる。長時間移動の乗り継ぎのタイミングや、どうしても汗をかく東南アジアからの帰国時などにシャワーを浴びると、「かー、生き返るー!!」といった幸せにいつも包まれている。
余裕で元が取れちゃう…。楽天カードが旅人に超オススメな理由
プライオリティ・パスを保有している時点で「元が取れている」ことも忘れてはならない。プライオリティ・パス公式サイトによると、このカードを個人で申し込もうと思った場合、利用毎に35ドル(約5000円)が請求される「スタンダード」会員の年会費が99ドル(約1万5000円)。10回まで無料利用できる「スタンダードプラス」は年会費329ドル(約5万円)。無制限で利用できる「プレステージ」は年会費469ドル(約7万円)……。
つまり楽天プレミアムカードを持っていれば、≪99ドル+(35ドル×5回)=274ドル=約4万円強≫の支払いを楽天が負担してくれるわけで、年会費1万1000円を差し引いたとしても、約3万円の経済的利益が発生することを意味する。またこれは視点を変えると、2024年までは約7万円もするプライオリティ・パスの恩恵を、わずか1万1000円で手に入れていたことになり、とどのつまり私たちは「圧倒的に恵まれ過ぎていた」とも表現できる。


















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