トランプ会談「満点以上の120点」大成功の裏で高市首相が抱えてしまった"ヤバすぎる時限爆弾"の正体
トランプ氏は2期目の政権発足と同時に「内政・外交においてトランプ流全開でスタートダッシュし、国際社会を混乱の渦に巻き込んだ」(同)。それだけに「首脳会談で日米同盟をどう進化・発展させられるかが注目の的」(自民党幹部)だった。
結果的に、故・安倍晋三元首相の盟友で“一番弟子”を自認する高市氏に対して、トランプ大統領も「シンゾウが後継者と考えていた女性なら、すぐさま打ち解けられる」と好感。「これまでの日本の首相ではありえなかった、アメリカ大統領に対する“相思相愛”ぶりを見せつけるパフォーマンス」(外務省幹部)に相好を崩し、「初の対面会談ですぐさま、お互いを『サナエ』『ドナルド』とファーストネームで呼び合う関係となった」(同席者)ことで、高市氏周辺は「満点以上の120点」とはやし立てた。
 
もともと、今回の日米首脳会談では「政策面で新たなテーマは見当たらず、首脳同士の信頼関係を深めることが唯一最大の目標」(官邸筋)だった。だからこそ、外交関係者の間で「はしゃぎすぎ」「恥ずかしい」との批判があった高市首相の派手な立ち居振る舞いも、国民の多くが「初の女性リーダーとして、十分受け入れられる」と好意的に受け止め、「大成功」との評価につながったことは間違いない。
トランプ大統領との「“ドナルド・サナエ”による日米黄金時代構築」に対する国際社会の注目度は極めて高い。空母「ジョージ・ワシントン」の上ではしゃいで見せた高市首相の振る舞いは「まさに有頂天」(自民党幹部)とも映る。
確かに、「日本史上初の女性首相」というセールスポイントの大きさを横に置いても、歴代首相の誰もがなしえなかった「外交での鮮やかなスタートダッシュ」だったことは否定しようがない。周辺からも「支持率はさらに上がり、政権運営は思いのままに進む」(官邸筋)との声が相次ぐ。
大成功の陰で頭をもたげる防衛費増額問題
そうした中で多くの外交関係者が疑問符をつけたのが、トランプ大統領に対する「ノーベル平和賞の推薦」だ。
高市首相は政権発足時から「安倍元首相が2019年にトランプ氏を推薦したことを、自らも『踏襲』すると決めていた」(同)とされる。だが、「トランプ外交の実態を知る外交専門家の間では『やりすぎ』との批判も少なくない」(外交評論家)という。
一方で、高市氏が自ら仕掛けて実現させたのが、トランプ大統領と北朝鮮による拉致被害者家族との面会だった。外務省関係者によれば「トランプ氏は来日後も面会に慎重な姿勢をにじませていたが、首脳会談で高市氏が懇請したことで受け入れた」とされる。これについては「まさに高市氏の優れた外交手腕を見せつけた」(官邸筋)と手放しでの評価が広がっている。





 
         
         
         
        
       
           
           
          
         
          
         
         
         
         
        












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