バッテリーが弱点とされる「iPhone Air」は細かな工夫の積み重ねで十分長持ちに すべてのiPhoneで有効なやっておきい省電力設定

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自動ダウンロード全体をオフにしてしまうと、Wi-Fi環境でもダウンロードがされず、アプリが古い状態のままになってしまうため、こちらは有効にしておいてもいいだろう。

細かいところだが、フェッチになっているメールのバックグラウンドでの受信間隔を空けるなども、バッテリーの持ちをよくするために有効な設定になる。

こちらは、「設定」の「アプリ」から「メール」を選び、「メールアカウント」で「データの取得方法」を選択した後、フェッチの項目で変更できる。最短は「15分」だが、そこまで頻繁にメールチェックする必要がないというときには、「30分」や「1時間」にしておくようにしたい。「自動」は電源とWi-Fi接続時のみの更新になってしまうため、外出先で使う際にはあまりお勧めできない設定になる。

スクリーンショット
プッシュ非対応のメールやカレンダーを使っている場合には、フェッチの間隔を見直すことでバッテリーを節約できる(筆者撮影)

省電力設定を駆使すれば体感での持ちのよさも変わる

1つ1つの省電力効果は限定的ながら、積み重なると、体感でのバッテリーの持ちのよさにつながる。こうした設定を駆使すれば、iPhone AirでもオプションのMagSafeバッテリーを頼るシーンは少なくなるはずだ。

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石野 純也 ケータイジャーナリスト

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いしの じゅんや / Junya Ishino

大学卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連の雑誌、書籍を編集する部署で、数々のケータイ関連誌を立ち上げる。独立後は、ジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ウェブサイトや雑誌を中心に、執筆活動を行う。ネットワークから端末、コンテンツまで、モバイルに関する全レイヤーをカバーする。主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。iPhone、スマートフォン関連の解説書なども、多数手掛けている。

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