堀江貴文が警告「体力貧乏だけにはなるな」。《「貯筋」は確実に儲かる投資》誰でも「いますぐ」はじめられる"体力のムダ遣い"の見直し方

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筋トレする男性
日々の暮らしの中で筋肉を蓄えていきましょう(写真:jessie / PIXTA)
「仕事もプライベートも、成功は“体力”で決まる」ーー。そう語るのは、実業家・著述家の堀江貴文氏。「体力オバケ」と言われるほど日々、忙しく駆け回る様子を見て、多くの人は「それはホリエモンだからできるんでしょ」と線を引く。しかし堀江氏は体力に不安がある人には、それを補い、賢く戦うための戦略があるという。堀江氏の著書『体力が9割 結局、動いた者が勝つ』より一部を抜粋し、本記事では「体力づくり」について見直していく。
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「貯筋」は確実に儲かる投資だ

僕も50歳を過ぎた。若いころのような無尽蔵とも思えた体力はもう持ち合わせていない。無茶なスケジュールを詰めればパフォーマンスは落ちるし、疲労も抜けにくくなった。徹夜明けでも平気だったあのころとは違い、回復にかかる時間はだんだん長くなっている。

堀江貴文氏
(写真:徳間書店提供)

でもそんな変化に対して、特に焦りや不安はない。過去の自分が、いまの自分のためにきちんと準備してくれていたからだ。

筋肉の量は30歳あたりをピークに少しずつ減少していく。一説には50代では年1%近いペースで失われるとも言われる。だから備えが肝心だ。定期的な筋トレによって筋肉を蓄えておこう。

加齢によって10年で10%の筋肉が失われると仮定する。筋肉が100あった人は、10%減っても90という高い水準にとどまる。かたや、60しかなかった人は54まで落ち込んでしまう。高いレベルから下降するのと、低いレベルからさらに転げ落ちるのとでは状況がまるで違う。

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