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沖縄の製造業として初の上場「オリオンビール」→Tシャツ流通額は60億目前、戦後生まれの"沖縄のソウルドリンク"が示す郷土と世界をつなぐ挑戦

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オリオンビール株式会社の村野一社長兼CEO=沖縄県豊見城市の同社(筆者撮影)
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沖縄を代表するビールメーカー・オリオンビール株式会社が、9月25日に東京証券取引所プライム市場に上場した。沖縄の製造業としては初の上場となる。

2019年1月に、野村キャピタル・パートナーズと米投資ファンドのカーライル・グループによる、将来的な上場が前提の株式公開買い付けに合意した「衝撃」から約5年半。

沖縄県内では当時「ついにオリオンビールは沖縄のビールではなくなるのか」という不安感が蔓延したものの、與那嶺清・元社長の「沖縄に根差した企業としてのDNAは維持する」との言葉通り、過去も現在も「沖縄のビール」というブランド力を発揮し続けている。

沖縄の製造業としての初上場は、地理・物流面での制約や、観光業など第3次産業集中型の産業構造のため製造業が十分に育たなかった沖縄経済界にとって、大きな励みとなった。

同社の村野一社長兼CEOは、県外や国外への市場拡大を続けながらも、軸足は沖縄から外さないことについて「あくまで『沖縄のオリオン』です。それが私たちの生きる道です。それこそが、次の沖縄の会社につながる道です」と言い切る。

「俺たちのビール」として愛され続けるオリオン

オリオンビールが入るテナントの壁には同社の歴史が掲示されている(筆者撮影)
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