本企画「渋イイオフィス探訪」は、ビルそのものの美しさだけでなく、働く人の視点や、そこで生まれる物語を通して、“渋イイ”魅力を探っていく。
今回お話を伺ったのは、毎日新聞社の社長室広報・佐藤丈一さん、そして前編にも登場いただいた、毎日ビルディングの福田裕一朗さん(元・毎日新聞社営業部門のベテラン社員)だ。
毎日新聞社は、1872年創刊の「東京日日新聞」と、1876年創刊の「大阪日報」を源流とする新聞社で、現存する日本の新聞で最も長い伝統を持つ。
1909年から長らく有楽町に本社を置いていたが、1966年、アメリカの雑誌社リーダーズ・ダイジェストなどとの共同出資により、パレスサイドビルを建設。
以来およそ60年、この場所から数々のニュースを生み続けている。
歴史あるビルの中は、2024年リニューアルの最新鋭オフィス
勝手に味のある昭和のオフィスを想像していたのだが、広報の佐藤さんによると、2024年春に約30年ぶりの大規模リニューアルを終えたという。ポストコロナ、そしてデジタル時代に対応した最新のオフィスへと生まれ変わっていた。
オンライン対応を強化し、会議スペースをリニューアル。館内各所に打ち合わせや取材で活用する小型ブースを配置した。また、オフィスは原則フリーアドレス化され、部局の垣根をなくすことで、より風通しの良い職場づくりが進められている。



















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