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「ハブが足りない!」今どきの若者はハブ酒で乾杯!ファッションにも活用、ごく一部では沖縄そばの具材にも!→沖縄で進行中の"毒ヘビバブル"の舞台裏

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とはいえ、ハブがおなじみでもある沖縄県内でも、本格的なハブ革商品を作ろうとした人は他にいなかった。ハブ革加工に特化した独自レシピを初めて開発して第一人者となった今も、ハブ革の品質向上に向けて試行錯誤と探求は終わらない。

産地別にハブ革を分けて管理している(筆者撮影)

ハブ肉を使った沖縄そばも!?

yu-i FACTORYは皮だけでなく、骨も活用してアクセサリーを作っている。骨を取り出す工程でハブを湯がいていると、あることに気が付いた。とてもいい匂いがするのだ。「スタッフと『美味しそうじゃねーか』みたいな感じで盛り上がりまして」。幸地さんが「大好きな味」と豪語する母親が作った沖縄そばに合わせてみた。

ハブ出汁を使った沖縄そば。写真下箇所の小鉢の真ん中に見えるのがハブ肉(幸地さん提供)

ハブ肉は食用として使える新鮮なものを厳選して使用し、月に1日だけ提供している。現在は流通経路上の理由で提供を8月から一時休止しているが、来年2026年から再開予定だ。ハブ肉の味は「鶏肉っぽい感じです」

ことわざ「毒薬変じて薬となる」を地で体現しているような動物・ハブ。ハブの毒はもちろん薬ではないが、このようにして「沖縄の動物」として愛され、食にもファッションにもその姿を変え、新しい沖縄文化を生んでいる。

【前編】「かつては毎年数人の死者が…」「被害は減ったが生息域は拡大?」茂みに潜む、実はコブラより攻撃力の高い《沖縄の毒ヘビ》驚きの“実態”

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