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日本の「選べない」教育が子どもの自信を奪う。34万人の不登校児童・生徒にも選べる学びの機会を

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  • 白井 智子 社会起業家
  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO
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白井:学区制度はとても強固ですね。でもこの制度にもメリットはあるし、公教育のあり方を根こそぎ変えるのは難しいことです。ただ、複数の選択肢を作ることは可能だし、それはとても重要なことだと思います。不登校34万人という現状を生み出した大きな原因は、日本の教育がとにかく「選べない」という点にこそあると思うからです。

窪田:学区に限らず、学び方そのものが選べないということですね。

「自分で選ぶ」ことの大切さ

白井:フリースクールの立ち上げについて、よく「大変だったでしょう」「いろんな人がいるから、文句を言われることも多いんじゃない?」などと聞かれることがあります。フリースクールには確かに「いろんな人」がいます。学校でうまくやれなかった経験を持つ子どもや保護者も多く、一筋縄ではいかない人たちだと思われるかもしれません。

でも、文句を言われることって不思議なぐらいになかったんですよ。なぜなら、彼らは「自分で選んでここに来た」と感じられているからです。自分で選んだものは他責にできない。自分でこれを選んだという思いが、子どもに自信を与え、やり抜く力を与えるのだと思います。

(構成:鈴木絢子)

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