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キャリア・教育 #浪人したら人生「劇的に」変わった

三井物産会社員時代に不動産3億円分購入。埼玉の超進学校「浦和」→東大落ち慶應、 「神童」だった彼が"挫折"の味知った浪人時代の記憶

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「今までの人生では、自分ができると思ったことは全部実現できていました。でも、この自分が1年間頑張ったのに、目標が叶わなかったという経験で、自分にもできないことがあるんだと自覚できるようになりました。今、会社を経営する立場になって、『自分にはできないことがある』という前提で考えられているのはとても重要だと思います」

三井物産に就職→3億円分の不動産を購入

慶應に入ってからの川﨑さんは、高校時代に吉本興業主催の「ハイスクールマンザイ」で準決勝に進出した経験もあり、お笑いサークルである「お笑い道場O-keis」に入ります。進路の興味も、建築家になって建物を設計するよりも、ビジネスを頑張って資本家になり、建てたい建物を作る方がいいと考え、学部で就職活動をして三井物産に内定をもらいました。

大学ではお笑いサークルに入った(写真:川﨑さん提供)

三井物産で与信管理や財務分析の業務に3年半ほど従事した後に退職し、会社員時代に合計3億円分の不動産を購入し、リノベをしたり売買した経験をもとにYouTubeチャンネル「家買うぞチャンネル」を運営しながら、不動産業界に特化したマーケティング会社を経営しています。

三井物産で与信管理や財務分析の業務に3年半ほど従事した後に退職(写真:川﨑さん提供)

「今の状況は僕がかつて思い描いていた将来とは異なりますが、興味があることに幅広く挑戦した結果、毎日元気に楽しく過ごすことができています。今後は経営者として会社経営を頑張りたいと考えています。現在も行っている各種SNSでのキャリアの発信も並行して続けていきたいです。

自分は中卒・高卒家庭の出身で、親族に大卒がいなかったですし、ちょっと昔まで中学校の廊下をバイクが走っていたような環境でしたが、日本では、大学受験(一般入試)で一発逆転ができるので、勉強を頑張ればなんとかなる仕組みはいいと思います。『家買うぞチャンネル』では、自身の家購入の経験をもとに、失敗しない家の買い方を解説しているので、家購入に興味のある方はぜひ見てみてください」

会社経営やSNS発信の失敗を分析し、次に活かそうとする姿勢は、浪人の挫折を経験して得た、深い思考力が関係しているのだと思いました。

川﨑佑馬さん(写真:川﨑さん提供)
教訓:自分にできないことがあると知ることが大事

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