週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
ビジネス #東京〈中古〉マンション投資の教科書

東京のマンションに投資するなら「中古」×「駅近」の1択しかない理由――買ったら下がる「新築プレミアム」のワナ

8分で読める
  • 天田 浩平 株式会社エイマックス代表取締役
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

さらに、家賃設定にも大きなリスクが潜んでいます。

新築マンションは販売価格が割高なぶん、家賃も周辺の中古物件より高く設定しないと、投資採算が合いません。最初は「新築」という付加価値で入居者が見つかるかもしれませんが、最初の入居者が退去した時点で、その物件は「中古」になります。

そうすると、周辺の築浅中古マンションと同じ土俵で戦わなければならず、当初設定した高い家賃を維持することが困難になります。

家賃を下げざるを得なくなれば、当然、利回りは悪化し、ローン返済計画にも狂いが生じます。

投資の王道とは?

不動産会社の営業マンは、「新築は綺麗で設備も最新だから人気ですよ」と甘い言葉をささやくかもしれません。

『東京〈中古〉マンション投資の教科書』(ビジネス社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

しかし、彼らは新築のうちに何としても売り切らなければ、自社の利益がなくなってしまうという事情を抱えています。

もちろん、すべての新築物件が悪いわけではありません。都心のごく一部のエリアでは、新築が中古になっても価格が下落しないマンションもあるでしょう。

しかし、初心者がその価値を正確に見極めるのは至難の業です。

わざわざ割高で、かつ値下がりするリスクが高い新築物件に、あえて手を出す必要はまったくありません。むしろ、誰かが新築プレミアムを引き受けてくれたおかげで、適正な価格になった「中古物件」を賢く手に入れることこそが、投資の王道なのです。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象