マンション選びは3択の時代に。新築とも中古とも異なる《第三極の買取再販》とは? 比較や注意点のまとめ

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内覧する夫婦
マンション選びも多様化しています(写真:Ushico / PIXTA)

かつては、新築マンションが見つからない場合に中古マンションを選択肢に入れる、という買い方がされてきた。マンションの大量供給を経て、中古マンションが多様になってくると、「新築・中古並行検討」や「中古優先」といった買い方が増えるようになった。そして今は、マンション選びは3択の時代になった。

首都圏は買取再販物件が中古マンション市場の4割?

LIFULLが「首都圏・東京23区における買取再販物件の掲載トレンド-2025年―」を公表した。不動産ポータルサイト「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」における、築31年以上の中古マンションの買取再販物件の掲載推移(2019年1月~2025年4月)を調査したもの。

注目したいのは、全国ではそれほどではないが、首都圏や東京都では、買取再販物件の掲載割合が4割を超えていることだ。

 LIFULL HOME'S の調査
出典: LIFULL HOME'Sの調査

東京都の掲載割合が2019年1月26.1%→2025年4月40.0%であるのに対し、首都圏の掲載割合は2019年1月28.1%→2025年4月43.8%と高くなっているのは、神奈川県や埼玉県でも、買取再販物件の掲載割合が高いからだという。

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