では、どういったことが他機種と違うのか? その点に関し、NTBによれば、とくにこのモデルがキャンピングカー初のフェーズフリー認証を取得したポイントは、主に以下3点だという。
1.悪路での走破性と快適な居住性

キャブ(運転席)部分とシェル(居住空間)をあえて分離する独自設計のボディを採用。凹凸の激しい悪路などでも、シャシ(車体)のねじれをあえて活かすことで、4本のタイヤが路面に接地しやすい特性を高次元で実現している。これにより、たとえば、災害で道が寸断され悪路しか通れない場合も、避難場所への移動を可能としたり、安全に支援物資を届けたりするなどが可能だ。
加えて、ボディには業界初のオールアルミ製シェルを採用。高強度で軽量なシェルにより、高い走行安定性よる快適な乗り心地を実現するとともに、優れた燃費性能などにも貢献している。
2.運転する人を選ばない

予想不能で多様な状況となる災害時は、より多くの人が車両の運転を強いられるケースも想定できる。その点、エクスペディション ストライカーは、これも先に述べたように、一般的なAT限定普通免許でも運転できる。また、全長5m未満、全幅1.8mというコンパクトなボディサイズに加え、最小回転半径も軽自動車並みの4.4mを実現。これら設定により、女性ドライバーやシニア層、若年層にも扱いやすく、運転する人を選ばないユニバーサルな設計となっているのだ。
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