創業90年カヤバがキャンピングカーに挑む意味 デュカトをベースにした「ビラトール」を発表

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東京オートサロン2025でカヤバが発表したデュカトをベースにしたキャンピングカー「ビラトール」
東京オートサロン2025でカヤバが発表したデュカトをベースにしたキャンピングカー「ビラトール」(筆者撮影)

成長を続けるキャンピングカー業界では、近年、異業種からの参入も目立つが、自動車やオートバイのサスペンションなどの製造を手がける部品メーカー「カヤバ(KYB)」も、そんな企業のひとつだ。なんとイタリアのフィアットが製造する商用バン「デュカト(DUCATO)」をベースにした独自のキャンピングカーを開発。「ビラトール(VILLATOR)」というモデル名で、世界的カスタマイズカーの展示会「東京オートサロン2025(2025年1月10~12日・幕張メッセ)」に発表したのだ。

2025年3月で創立90周年を迎えるという同社が、長年培った油圧技術を注入したという新型キャンパーとは、一体どんな特徴や魅力があるのか。会場で実際に現車をチェックしてみた。

【写真】東京オートサロン2025でカヤバが発表したキャンピングカー「ビラトール」と、そのほかの出展内容を見る(37枚)

カヤバの歴史とビラトールの概要について

クルマ&バイク好きにとって、カヤバといえばサスペンションを思い浮かべる人も多いだろう。写真は、ラリー競技向けのトヨタ「GRヤリス」専用ショックアブソーバ
クルマ&バイク好きにとって、カヤバといえばサスペンションを思い浮かべる人も多いだろう。写真は、ラリー競技向けのトヨタ「GRヤリス」専用ショックアブソーバ(筆者撮影)

カヤバは、前述のとおり、2025年3月で創立90周年を迎えるという老舗企業だ。自動車や2輪車向けの油圧部品はもとより、鉄道用のブレーキやダンパー、航空機用のアクチュエーター、コンクリートミキサー車などの特装車両など、幅広い製品を展開する油圧機器の総合メーカーとして知られている。

そんなカヤバが今回展示したのがビラトールだ。開発コンセプトは「Portable villa」。これは「旅先に持ち運べる別荘(villa)」といった意味を持つ造語で、大自然の中はもちろん、途中の移動でも快適で高級な空間を味わえるモデルとして開発したという。

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