《iPhone 17世代》は12万9800円から!「無印/Pro/Air」の3種類、結局どれを買えばいいの…?ハンズオンレポートを現地よりお届け

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ライブ翻訳機能の搭載も画期的だ。Apple Intelligenceと組み合わせることで、異なる言語を話す相手とのコミュニケーションを支援する。この機能は、旅行や国際的なビジネスシーンでの活用が期待される。ただし日本語への対応はすぐには行われず「年内」の予定となっている。

フィットネス機能の追加も重要な進化だ。心拍数センサーを内蔵することで、AirPodsだけで50種類のワークアウトを追跡できるようになった。Apple Watchなしでもフィットネストラッキングができるこの機能は、より多くのユーザーにとってAppleのヘルスケアエコシステムへの入り口となるだろう。

価格据え置きで、これだけの機能向上を実現したことは称賛に値する。音質向上、機能追加、バッテリー持続時間の延長を考慮すれば、明確にアップグレード対象となる製品だ。

Apple Watch:さらに踏み込んだ健康管理デバイスに

Apple Watchシリーズでは、特にSE 3のコストパフォーマンスの向上が目を引く。税込3万7800円という価格でS10チップ、Always-onディスプレイ、温度センサーを搭載し、従来の上位モデルに匹敵する機能を提供している。急速充電機能により15分の充電で8時間の利用が可能になったことも、日常使いでの利便性を大幅に向上させる。

最新のSeries 11では、高血圧の検知機能が大きな話題だ。血圧の数値を計測するのではなく、30日間のデータ蓄積により慢性的な高血圧の兆候を検知するこの機能は、世界で13億人が抱える健康問題への対処として組み込まれた。

あくまでもリスクを警告するだけだが、多くの人が潜在的に抱えるリスクだけに、睡眠スコア機能と組み合わせることで、総合的な健康管理ツールとしての価値を高める。価格は6万4800円(税込)からだ。

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