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「国宝」級のヒット邦画に?妻夫木聡主演の映画《宝島》が公開前から注目集めるワケ。映画関係者が「社会派」の本作に期待する理由を徹底解説

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瀧内公美が演じたチバナ(C)真藤順丈/講談社(C)2025「宝島」製作委員会

故郷を奪われた少年少女が反旗を翻す

『宝島』は、戦後80年のいまの社会に届ける意義のある作品になっている。

劇中で描かれる戦後の沖縄社会が受けた政治的迫害や差別は、現代にもつながっている。朗らかで優しい島民の心には、沖縄が抱える社会問題に対する国の無策や無関心への不満や怒りが、トゲのように刺さっている。

故郷を奪われた少年少女たちが混沌とした時代に反旗を翻す劇中の姿には、煮えたぎる怒りや不屈の精神が映る。人権や自由、尊厳を踏みにじられながら生きてきた彼らの人生は、現代の沖縄が内包する社会課題を象徴している。

戦争に翻弄された彼らが切り拓こうとした未来は、実現されているのか。われわれ日本人全員が考えなければいけないことだろう。

【もっと読む】《映画歴代興行収入ランキング》4位に『鬼滅の刃』の衝撃!『国宝』はTOP50入りも、“TOP10に邦画実写ゼロ”。2つのランキングから傾向を解説 では、映画に詳しいライターの武井保之氏が、映画歴代興行収入ランキングから見えるトレンドについて詳細に解説している。

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