来年の【WBC】放映が《地上波なし/Netflixのみ》の衝撃!NetflixとWBCIが「独占パートナーシップ」を電撃発表。両者の思惑とは?
発表リリースではMLB副コミッショナー、ビジネス&メディア担当のノア・ ガーデン氏による公式コメントが掲載されています。WBCIがNetflixを選んだ理由は「このパートナーシップは、(中略)最先端のデジタルプラットフォームを通じてファンとのつながりを強化しようとする姿勢を示すもの」という言葉から読み取れます。
Netflixサイドも受けて立ちます。これまでの「ドラマ、アニメのNetflix」というイメージに加えて、「スポーツ中継“も”Netflix」という方向性を打ち出そうとしているようにも感じます。
Netflixの日本コンテンツを統括するバイスプレジデントの坂本和隆氏は「長年応援しているファンの方も、今回初めて野球を観る方も、それぞれのライフスタイルに合わせて大会を楽しんでもらえるよう、努めたい。Netflixを通じて、選手や大会の魅力をより身近に感じていただきたいと考えている」などとリリースで語っています。

タイソンやビヨンセで話題に
Netflixは昨年からスポーツのライブ中継に乗り出しています。2024年11月にはボクシングのジェイク・ポール対マイク・タイソン戦を行い、世界にいる約3億人のNetflix会員のうち1億800万人がリアルタイムで視聴したことが公式発表されています。
同年12月にはプロアメリカンフットボールリーグがクリスマスに開催するアメリカの恒例行事「NFLクリスマスゲーム」をライブ中継し、エンタメ感満載のハーフタイムショーでは歌手のビヨンセがパフォーマンスを行い、話題性もたっぷりでした。
抜け目なく、加入者獲得にも繋げています。イギリスのデジタルアイの調査によると、Netflixの2024年第4四半期の新規加入者のうち24万9000人が、登録後に最初に視聴したコンテンツがNFLクリスマスゲームデーだったというのです。
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