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ライフ #商業施設で変わった街

「流山おおたかの森と比較されがち」「でも街づくりは異なる」…スマートシティの道を歩む「柏の葉」の地味にスゴい"実態"

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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カルチュア・コンビニエンス・クラブの「柏の葉T-SITE」が隣接しており、おしゃれで心地良い空間になっている。

「柏の葉T-SITE」おしゃれ蔦屋書店で気分が上がり、思わず本を買ってしまった(筆者撮影)

「柏の葉アクアテラス」の隣接地には、2025年秋に、空気圧制御機器のトップメーカーであるSMCの研究開発拠点が開設される予定だ。SMCと三井不動産が開発しており、絶賛建設中であった。

最先端の技術交流や研究開発力の向上、新たなイノベーションの創出に取り組むとされており、外観から先進性が漂う。

奥に見える丸みを帯びた建物がSMCの研究開発拠点。タワマンも背にしており、田舎だけど都会な空間(筆者撮影)

似て非なる柏の葉と流山おおたかの森

柏の葉キャンパス駅前には、「ららぽーと柏の葉」と並んでタワマンがそびえたつ。地上43階建て、柏の葉エリア史上最高層の「パークタワー柏の葉キャンパス」も建設中だ。

三井不動産が開発した「ららぽーと柏の葉」と地上35階建ての「パークシティ柏の葉キャンパス一番街」(筆者撮影)
駅前に43階建てのタワマンが仲間入り予定(筆者撮影)

駅付近には、東京大学駅前サテライトがあり、ちょうど目の前を「自動運転バス 実証実験中」と書かれたバスが走っていた。

自動運転バスの実証実験は、東京大学や三井不動産で構成される柏ITS推進協議会によって行われている(筆者撮影)

「ららぽーと柏の葉」の西側には、東京大学柏キャンパスや千葉大学環境健康フィールド科学センター、国立がん研究センター、国の研究機関が並んでいる。戸建てやアパートも見られるが、住宅街というより先進的な印象を受ける。

それもそのはず。柏の葉にて公・民・学連携で進められている「柏の葉国際キャンパスタウン構想」が目指す都市の姿は、「まち全体が大学のキャンパスのように緑豊かで質の高い空間となり、また、知的交流の場となること」。

一方で、隣駅の流山おおたかの森の指針は「都心から一番近い森のまち」。駅前にはマンションが乱立しているがいずれも地上15階建て程度で、柏の葉のタワマンほど高くない。

流山おおたかの森駅付近のマンション群。高すぎず、圧迫感がない(筆者撮影)

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