「流山おおたかの森と比較されがち」「でも街づくりは異なる」…スマートシティの道を歩む「柏の葉」の地味にスゴい"実態"

✎ 1〜 ✎ 8 ✎ 9 ✎ 10 ✎ 11
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

歩道にも、ゆったりと座れるベンチとテーブルが設置されていた。海外では見られる光景だが、日本では珍しい。木々に囲まれ、木陰になっている。

歩道の様子
歩道にベンチとテーブルが並んでいる(筆者撮影)
「ららぽーと柏の葉」前の歩道のベンチ
左側が「ららぽーと柏の葉」。夏の暑さもあるだろうが、涼しい夕方でもベンチを利用している人はいなかった。このようなストリート空間は、日本人にはまだ馴染みがないのかも(筆者撮影)
歩行者道と自転車道
歩行者道と自転車道がわけられていて、歩きやすい(筆者撮影)

高架下には、三井不動産が手がけた商業施設「柏の葉かけだし横丁」が広がっている。居酒屋など飲食店が軒を連ね、外にもイスとテーブルが置かれており、ストリートににぎわいを創出しようとする意図が感じられる。こちらには外でお酒を楽しむ人の姿があった。

「柏の葉かけだし横丁」
高架下の「柏の葉かけだし横丁」。いろいろな店舗を開拓して楽しめそう(筆者撮影)

「ららぽーと柏の葉」から西側へ10分少し歩くと、「県立柏の葉公園」にたどり着く。45.0ヘクタールもあり、端から端が見渡せないほど広い敷地に、ウォーク&ランコースが設けられている。

柏の葉公園内マップ
公園内には、ウォーク&ランの掲示がいくつかある。近くにこんな空間があったら、サボらず運動できるかも?(筆者撮影)

柏の葉にこのような歩きたくなる公共空間があるのは、「柏の葉スマートシティ」の取り組みとして、「柏の葉ウォーカブルデザインガイドライン」が策定されているからだ。健康寿命の延伸のため、歩きたくなる街づくりを目指している。

モータリゼーションによって人が歩く空間を失ったとの反省から、近年「ウォーカブル」な街づくりが進められているが、柏の葉はそれを体現している。

緑の空間と大規模な研究開発拠点

「ららぽーと柏の葉」の北側には、広大な緑と水の空間「柏の葉アクアテラス」がある。この空間も、「柏の葉スマートシティ」の取り組みのひとつ。三井不動産が、街づくり組織「柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)」とともに整備し、2016年に供用が開始された。

「柏の葉アクアテラス」
「柏の葉アクアテラス」炎天下だが、子どもたちが遊んだり、大人が散歩したりしていた(筆者撮影)
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事