実は寝る前のコップ1杯の水も効果的…医師が教える、就寝中の「足がつった!」を防ぐ簡単な3つのコツ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

また、首だけでなく腰にも大きな負担がかかるなど、無意識のうちに負担が積み重なるので、こむら返り以前に体の不調を引き起こす可能性があります。

「右側を下」にした横向きで寝るのが正解!

『足の名医がついにたどりついた こむら返りと手足のつりリセット法』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

では、どんな寝方が理想なのか? 答えは「横向き寝」。ひざを軽く曲げることで、ふくらはぎやすねの筋肉がゆるみ、血流もスムーズになります。

さらに、この寝姿勢だと尖足位にもなりにくいですし、足首がしっかり曲がった「屈曲位」をキープできることも、こむら返りの予防につながります。

健康のためにも、こむら返り対策のためにも、「横向き寝」を心がけてみてください。

とくに私は、「右側を下にした横向き寝」をおすすめしています。

体の右側を下にして寝ると、胃の形状に沿うように、内容物が小腸へ自然と流れるため、消化がスムーズになると考えられているためです。

長年の寝姿勢を変えるのは簡単ではありませんが、少しずつ意識して、こむら返り知らずの快適な睡眠を手に入れましょう!

北城 雅照 整形外科医

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

きたしろ まさてる / Masateru Kitashiro

日本整形外科学会認定整形外科専門医、医療法人社団円徳理事長。2009年北里大学医学部卒業、2011年慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局。2017年に慶應大学院医学部医学科博士号取得。2018年に医療法人社団円徳理事長に就任。

「自分の目の届く範囲の人々を笑顔に、幸せにしたい」という信念のもと、「戦略を立てる最高司令官」として同法人を牽引。再生医療やリハビリテーションに力を入れ、最新の医療技術を取り入れた治療を提供している。一方で、理事長を務める足立慶友整形外科・リウマチ科では、整形外科外来も担当し、日々医療の現場で患者と向き合い続けている。

『スッキリ(』日本テレビ)『、ひるおび(』TBS テレビ)『めざましテレビ』(フジテレビ)などをはじめとするさまざまなメディアに出演。また、「当院に来られない人にも、良質な情報を届けたい」という思いから、X、Instagram、TikTok、YouTubeなどのSNSでも積極的に情報を発信。多くのフォロワーを得ている。

趣味はサーフィンやキックボクシング、プログラミングなど多岐にわたり、医師としてだけでなく、多方面で活躍中。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事