電話も撮影もAIが先回り支援するPixel 10シリーズ登場。通話時に予約メールを表示、撮影はGeminiが構図を指導

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
左から、Google Pixel プロダクトマネジメント シニア ディレクター ピーター・プルナスキー(Peter Prunaske)氏とPixel Watch Software プロダクト マネジメント ディレクター ライアン・クレムズ(Ryan Krems)氏
左から、Google Pixel プロダクトマネジメント シニア ディレクター ピーター・プルナスキー(Peter Prunuske)氏とPixel Watch Software プロダクト マネジメント ディレクター ライアン・クレムズ(Ryan Krems)氏(筆者撮影)
この記事の画像を見る(10枚)

グーグルが12万8900円で売り出すPixel 10。なんと基本モデルに望遠レンズが付いた。これまで上位機種だけの特権だった望遠が、ついに"普通の"Pixelにも搭載されたわけだ。

なぜか? 答えは日本にある。

「日本市場でのユーザー調査で、望遠レンズが必要だと判断した」——Pixel製品責任者のピーター・プルナスキー氏はそう明かす。アメリカに次ぐ重点市場・日本の声が、製品仕様を動かしたのだ。

Pixel 10
標準モデル「Pixel 10」は望遠カメラを搭載する(筆者撮影)

Pixel 10シリーズのラインナップは4機種がある。標準モデルのPixel 10が12万8900円。同サイズの上位モデルPixel 10 Proが17万4900円から。大画面のPixel 10 Pro XLが19万2900円から。折りたたみ型のPixel 10 Pro Foldが26万7500円から。価格は前年から据え置いた。

予約は8月21日から。発売はPixel 10、10 Pro、10 Pro XLが8月28日。10 Pro Foldが10月9日。

携帯キャリアでの取り扱いはNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、楽天モバイル。機種はキャリアごとに異なる。

Tensor G5がもたらすAI処理能力の飛躍

Pixel 10シリーズの心臓部となるSoCは「Tensor G5」。グーグル独自チップの第5世代だ。製造はTSMCの3nmプロセスで行われる。自社チップ開発を始めて5年、最大の性能向上を遂げた。

左から、Pixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL
左から、Pixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL(筆者撮影)
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事