9月に自民党で臨時総裁選実施濃厚、それまでに石破首相の退陣表明も?「お盆明けの政局」は日本株に大きな影響を与えそうだ

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ここから先はお馴染みの競馬コーナーだ。

今週末の17日は夏競馬の頂上決戦、札幌記念(G2)が行われる。夏に行われる唯一のG2レースで、秋のG1レースや海外レースへの参戦を目指す有力馬が多数参加する。ただし1番人気馬は連戦連敗である。G1未勝利馬による意外な勝利が多い。その反面、不人気馬による大番狂わせも少ないレースである。

夏最大のレースである札幌記念はヴェローチェラで

今年のG1馬は昨年のオークス馬であるステレンボッシュだけで、やや寂しいメンツとなっている。今年は次週の新潟記念(G3)に有力馬が流れていて、例年のローテーションとはやや違う傾向となっている点には注意が必要だろう。

筆者の狙いはヴェローチェエラだ。函館記念(G3)の勝ち馬なので、ここで勝てば史上初の函館、札幌記念両方の制覇となる。ヴェローチェエラが「サマー2000シリーズ」優勝に近づくのはもちろんだが、鞍上の佐々木大輔騎手は「サマージョッキーズシリーズ」の最年少勝利(21歳)が見えてくる。これはもう「応援馬券」でいいだろう。ちなみにこれまでの最年少優勝は、2010年の藤岡佑介騎手(当時24歳)である。

対抗には昨年の函館記念を制しているホウオウビスケッツ。単穴にはG1馬ステレンボッシュの復活に期待しよう。後はハヤテノフクノスケ、コスモキュランダ、アルナシームなど。

それからリピーター現象を期待してのトップナイフと、高齢馬も意外と連に絡むので、7歳馬のシュヴァリエローズにも印を回しておきたい。

※ 次回の筆者は小幡績・慶応義塾大学大学院教授で、掲載は8月23日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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