「人生最後のモーニングは、ここにしようかしら」 ティファニー銀座「9350円モーニング」素晴らしさに圧倒された朝

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今回は、料理写真、店内写真ともに撮りまくってきました。本文ではご紹介しきれなかったため、ぜひ画像ページもご確認ください。

実はオードリーも食べていない!? 『ティファニーで朝食を』

ティファニー 銀座ビル
とろけるような曲線が印象的な、ティファニー 銀座ビル(筆者撮影)

映画『ティファニーで朝食を』を、ご存知ですか?

映画は観たことがなくても、作品名や作中でタイトな黒いドレスに大ぶりのパールネックレスを身につけた、オードリー・ヘプバーンの姿は知っているという人が、ほとんどなのではないでしょうか。

実は映画の冒頭で主人公が、ティファニーのショーウィンドーを眺めながらコーヒーを手に、クロワッサンを頬張るシーンはあるものの、ティファニーの店内で食事する場面はありません。

そもそも当時のティファニーは飲食サービスを提供していなかったため、映画のタイトルはあくまで憧れを象徴するメタファーに過ぎなかったのです。

ティファニーに朝食メニューが登場したのは、映画封切りから50年以上を経た2017年に、ニューヨーク本店に「ブルーボックスカフェ(Blue Box Café)」がオープンしてから。

日本でも2019年から、原宿の「ティファニー カフェ@キャットストリート」で、映画をモチーフにしたクロワッサンを販売していましたが、朝食メニューの取り扱いはありませんでした(同店は2023年に閉店)。

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